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2006年 11月 08日
その名を聞くと懐かしさがこみ上げる、その名は「セルボ」。当時はあるとのスポーティモデルで人気を博していたが、「ワゴンR」とその後の軽自動車界の激変は、Kカー全体のデザイントレンドを変えてしまい、かつてのベストセラーカー「アルト」「ミラ」は廉価モデルのみとなり、売れ線は「ワゴンR」「ムーヴ」といったトールボーイタイプが主流となっている。
そんな中、「ワゴンR」路線に待ったを掛けるべく昨今のKカーデザインは激変し始めている。特にダイハツは、「ソニカ」のヒットを受け、「ムーヴ」も従来の箱型から脱却したデザインになり、大ヒットをしているという。しかも王者スズキから、年間販売台数トップの座を30年以上ぶりに取り返したのだから、スズキも黙っちゃいられない。 王者「ワゴンR」のモデルチェンジは来年のため、ここでダイハツに一矢報いたい。そんな願いを込めたのか、それとも来年のワゴンRのデザイントレンドの試しなのかわからないが、8年ぶりのネーム復活となる「セルボ」は相当デザインに力を入れてきた。 少々やりすぎるきらいのあるアクの強さだが、気になるのはDピラーの見通しの悪さ。このあたりはかなりユーザーを選ぶのではないか。しかしこの実験的とも言えるセルボのデザインが受けるとなると、昨今コンパクトカークラスでは、絶好調ともいえるスズキのデザインが来年の新型ワゴンRに活きてくるのではないかと思い密かに期待している。 どっちにしても、このクルマは買えない。まだ、R1の方がパーソナリティのあるクルマだと思う。
by ravfour7103
| 2006-11-08 00:05
| Cars(クルマ関連)
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