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2015年 03月 18日
最近、自動車メーカーはこのように「先行発表」と言う形で新型車を発表するケースが多い。 昨年のスバル・レヴォーグや最近ではマツダ・ロードスターが半年以上も前に発表されていますね。 今回ホンダは4月下旬発売予定の人気ミニバン・ステップワゴンの第5世代モデルを発表しました。 このクラスではFFベースの低床モデルの先駆けだったステップワゴンも、近年日産セレナやトヨタ・ヴォクシー/ノアに猛攻に合って苦戦しています。しかも昨年発表のトヨタ・ヴォクシー/ノアはハイブリッドモデルも投入し、セレナから王座を奪っております。 そんな中での登場する5代目ステップワゴンには、秘策がありました。 3列目のシートを左右別々に床下に収納でき、室内からこの「わくわくゲート」で乗り降りが可能になるようです。 もう一つは、新採用の1.5リッターターボエンジンです。 従来のステップワゴンは、2リッターや2.4リッターのエンジンを搭載してましたが、昨今のダウンサイジングの流れより、このエンジンを採用したようです。これだとハイブリッドを採用せずとも、高燃費となり、ターボによる高出力が期待できそうです。 何度も言ってますが、ボクはミニバンが好きじゃないのでこのクルマを買うことはないのですが、このステップワゴンを見て気になったことを挙げてみます。 まずはそのデザイン。無難そのものです(笑)。バッジを変えたらセレナかと思うぐらいです。 ここ2世代は正直セレナとステップワゴンはあまりデザインが変わってない気がします。ファミリー用だからしょうがないんでしょうけど…。 だからと言ってノアのようなエグい顔もどうかと思いますが。 そして「わくわくゲート」。おそらく最初はウケると思いますが、車重アップに繋がるため、結果燃費悪化になるのではと心配。せっかくダウンサイジングしたのにね。 そのエンジンは、勝負に出ましたね。ボク的には今回のステップワゴンの最大の「ウリ」と言ってもいいと思います。 1.5リッターと言う排気量は、維持費と言う面からも2リッタークラスの同クラスのライバルたちへのアドバンテージになることは間違いありません。ハイブリッドで低燃費というのもウリにはなると思いますが、実際のランニングコストで考えるとこのダウンサイジングは今後日本市場でも主流になるのではないかと思います。 ただ、ステップワゴンって初代モデルは「素材」感があり、ユーザーが好きな様にカスタマイズできた「プレーン」な感じが良かったのですが、セレナの登場から室内のスペース効率で争うようになって徐々にその良さが消えていってる気がします。 5代目も、知らない人が見たらセレナと間違ってしまうデザインはマイナスですが、ファミリーが安心して買えるミニバンになっていると思います。 そして1.5リッターターボエンジンの出来も気になりますね。
by ravfour7103
| 2015-03-18 00:49
| Cars(クルマ関連)
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