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2010年 01月 09日
すでにご承知の通り、先日あるニュースが流れた。
それはソニー党員としては、期待と不安が入り混じる内容であった。 一体ソニーはどこへ向うのか? 技術の革新性、時代を切り開く想像性豊かな商品群。 あらゆる分野においてベンチマーク的存在だったソニーは、いまや各分野において後塵を拝するばかり。 では、この注目すべきニュース(かなり大げさだけど)を見てみましょう。 ソニー、ついにSD陣営へ--米国でSDメモリカードを発売 米Sony Electronicsは1月6日(米国時間)、SDメモリカードの販売に乗り出すと発表した。SD/SDHCメモリカード5種類、microSD/microSDHCメモリカード2種類を販売する。 「SDメモリカードはソニーのメモリースティック製品群を補完し、より多くのユーザーを満足させるとともに、記録媒体市場におけるソニーのポジションを強固なものにする」とSony Electronicsのコンシューマーメディアビジネス担当であるShane Higby氏は述べている。メモリースティックについても販売を続けていく方針で、機能強化もしていくとのことだ。 販売開始は1月中の予定。 このニュースを聞いて、「VHSベータ戦争」を思い出す人も多いと思う。 何を隠そう、「ベータ」発売当初からのユーザーで、後にVHSにソニーが乗り換えた際に発売された「ゴク楽ビデオ」ユーザーのボクもその一人である。 ソニーという企業は昔から、独自企画をゴリ押す企業であった。成功例も多いが、どちらかというと失敗も多い。「ベータ」はその最たるもので、その犠牲者は計り知れない。 ただし当時と比べると、今回のニュースはそれほど驚くべき事ではないと感じている。それよりもむしろ遅すぎるのではとも感じているぐらいだ。 その兆候は3年ほど前、グループ企業の携帯電話メーカー・ソニーエリクソン製の携帯電話、ドコモ「SO903i」にあった。それまで頑なに外部メモリにメモリースティックを使用していたソニエリではあったが、同じくメモリースティックを採用していた三菱(現在は撤退)がSDカードに鞍替えしたのをきっかけに旗色が悪くなり、同じくauにおいてもメモリースティック使用メーカーがソニエリのみとなった結果、この「SO903i」において初めてメモリースティックDuoとmicroSDカードの併用を可能とした。 これは実に画期的で、ソニーが頑なに使い続けてきたメモリースティック単独使用をあきらめる事を意味した。 結果、その後継機種にあたる「SO905i」はmicroSDのみ、さらにはその後発売されたドコモ初の「Cyber-Shotケータイ SO905iCS」においては、「サイバーショット」を名乗っているにもかかわらず、microSDのみとなりボクをかなり憤慨させた。 「メモリースティックが使えないサイバーショットは、サイバーショットじゃない!!」 しかし時代は変わった。 ソニーは独自技術に固執するあまり時代に取り残されることも多かった。 たしかに「コンパクトディスク(CD)」や「ミニディスク(MD)」、「ブルーレイディスク」、またハイビジョン録画規格の「AVCHD」など業界標準も多々あるが、「ベータ」をはじめ、「ATRAC」という独自の音声圧縮技術に固執して、MP3やAACなどの規格に遅れをとり、結果デジタルオーディオプレイヤーの分野においては「iPod」に多き水をあけられてしまう結果になった。 今回ソニーは「Cyber-shot」の新製品において、SDカード併用機種を発表した。携帯電話だけでなくソニー製品全般でのSDカードの使用を解禁する事を意味する。 またベータ-VHSの時のように、メモリースティックという技術が衰退の道をたどってしまうのではないかと危惧している。 メモリースティックはいまやPSPにおいてなくてはならない存在であり、今回のCyber-ShotのSDカード導入でPSPが唯一といってもいいぐらいになってしまう。 メモリースティックの最大の弱点は、SDカードに比べコンパクトになりきれなかった点が挙げられると思う。 メモリースティック自体は、「スティック」の名の通り、非常に細長かったが、SDカードは登場したときからコンパクトだった。メモリースティックは「Duo」を出した後でも、SDカードは「miniSD」、さらには「microSD」を発表、特に携帯電話の分野においては圧倒的シェアを誇り、事実上メモリースティックを駆逐してしまった。 あとは数の論理で、価格面においてもDuoに比べ圧倒的にコストパフォーマンスが高く、差が開く一方だった。 今後は「TransferJet」という新たな近接無線方式を搭載したメモリースティックで活路を見出そうとしているが、はたしてメモリースティックの運命はいかに? 正直今までに20枚近くのメモリースティックを所有してきたユーザーとしては、ちょっと残念なニュースであったが、ある意味想像もしていたので、ついに来てしまったかという思いのほうが強い。 ボク的には、メモリースティックは、Cyber-Shotやハンディカム、PSPやPS3でもお世話になっているので、無くなって欲しくないです。だからボクはこれからも極力メモリースティックを買い続けます。 ただし、今年出るであろう「Xperia X10」ってmicroSDでしょ。内蔵メモリも1GBしかないんだったら、最低16GBは必要だよね。 って、また長くなっちゃったな(笑)。
by ravfour7103
| 2010-01-09 22:59
| SONY
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Comments(2)
ついにと言うか、やっとと言うか(^^;)
でも、SONYにとっては賢い選択だと思います。 メモステじゃなかったら買うのに、という人も結構いると思いますからね。 AppleがWindows版のiTunesを用意してiPodの裾野を広げたように、サイバーショットがもっと売れると良いですね。 実は、少し前にWX1を買っちゃいました(笑) ずっとTシリーズを愛用していたのですが、広角が欲しくて浮気。 と思ったら、25mmの広角レンズを積んだTX7がアメリカが発表されました(涙) トホホ・・・・。
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ravfour7103 at 2010-01-10 22:37
まじぞうさん、こんばんは。
確かに今後を考えると賢い選択かもしれません。 ソニーは常に独自技術に縛られ、世の中の流れに置いていかれる事もしばしばありましたから…。 それより、まじぞうさんWX1買ったんですね。ボクなんか娘が生まれたときに買ったT100です。でも気に入って使ってます。 それよりも、今回発表されたHX5Vがちょっと気になります(笑)。
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